さとう式リンパケアって何?
さとう式リンパケアについて、です。
さとう式リンパケアは、
歯科医の佐藤青児先生が考案した
口腔を緩めて、循環を良くし、体を整えるケアです。
元々は顎関節症の症状が和らぐように考えられ
その後、全身のケアへと進化していきました。
- 揉まない
- 押さない
- 引っ張らない
と、今までの常識とは全く違った方法で
さわさわ〜〜
ふわふわ〜〜と優しく優しく触れて
ゆらしたり、呼吸したりで筋肉を緩めます。
揉んでほぐすのではなく
柔らかく緩めるのです。
緩めることで筋肉はスムーズにポンプ作用が起きて
リンパ(体液)の循環が良くなります。
こっちが流してあげなくても、
筋肉が勝手にリンパ管や血管へと押し流してくれるのですね。
そして、体を構成しているのが
「腔」
これは、口腔、胸腔、腹腔の体の空洞のことです。
顎を噛みしめる
猫背や肩甲骨を寄せて肋骨が潰れる
骨盤が広がる
などで腔が潰れた状態がコチラ⬇︎
中に入ってる水は、どちらも同じ量です。
水は内臓と思ってください。
腔が潰れると、内臓は押し合い圧し合いになって
機能も低下しちゃいますね。
潰れた方のペットボトル、何かに似てませんか?
これです。⬇︎
良い姿勢になろうとして、
反り腰になり、お腹が出て、肩が後ろに下がり、頭が前に出ている…
真っ直ぐのつもりが、ジグザグになっている崩れた姿勢です。
潰れたボトルをちゃんと立たせようとしたら
やっぱりこういうジグザグになります。
この状態で上に物を乗せると…
まあ、無理ですよね……
でも、この潰れた腔を
綺麗な筒状に整えてあげれば♪♪
しっかり安定して、楽〜〜に立てるのです。
体の腔が整った変化がこちら⬇︎
では!
どうやって筒状に整えるのか?
そもそも、何故姿勢が崩れるのか?
続いてのキーワードは
「屈筋」です。
屈筋って分かりますか?
腕を曲げ伸ばししてみてください。
関節を曲げた時に縮む筋肉が屈筋です。
力こぶが出来る方ですね。
逆に関節を伸ばす時に縮む反対側の筋肉が伸筋です。
体は屈筋が支えて真っ直ぐ立っています。
この屈筋が疲労やストレスで縮んで硬くなると、どうなるか。
体が内巻きになり、背も低くなる。
(年齢を重ねると、どんどんこういう姿勢になりますね)
顎は噛み締められ
胸は潰され、骨盤は開き、
どんどん腔は潰れます。
それを無理矢理、筋肉の力で背筋を伸ばすと…
⬆︎こうなります。
流れはこんな感じ
この屈筋が縮んでいる状態の時は
屈筋が反対側の伸筋を引っ張っているので
伸筋は、引っ張られまいと抵抗します。
筋肉はゴムのように伸縮自在ではないので
繊維が引っ張られて細く張り詰めた状態になります。
張り詰めて千切れそうになった伸筋の叫びが
肩コリ、腰痛、という痛みで知らせてくるのです。
で!!
そこを、揉むと!?
ブチブチブチーーー!
って繊維や細胞壊れちゃいますね!
牛肉も叩いて揉んで、繊維を切ることで柔らかくなります。
でも、人間の筋肉は生きています。
壊れた細胞は再生します。
そして、こっからが重要ですよ。
再生した体は、再び壊されないように
更に強く硬くなって防衛するのです。
ぶつけてアザになった後とか
骨折した所とか、思い当たる人いませんか?
なので!
さとう式リンパケアでは、
優しく触れて、優しく揺らして、
筋肉を緩めて柔らかくするのです。
それも、引っ張られた伸筋の方ではなく
引っ張っている屈筋の方を緩めるのです。
「よーしよしよし♪いい子だいい子だ♪
頑張らなくていいからね〜〜♪
さぁ、そのギューーーってなった力を抜こうね〜♪」
って屈筋を緩めてあげれば
引っ張られてた伸筋も元に戻るのです♪
屈筋も伸筋も頑張らない状態になれば
押さえつけられてた腔も広がり
筒状の体になって、
頑張って筋肉に力を入れなくても
安定して立つことが出来るのです♪
で、腔が広がれば、内臓も元の位置に戻って
機能もスタイルもアップする♪
体の力を抜いて、楽に立てるようになれば
体をうまーく使えるようになるし
色んな能率がアップする♪
つまり!
HAPPY!!
な毎日になるというわけです♪(*^◯^*)
そんなケアが、筋肉を緩めるMRTと、腔を整えるリンパケアという、
さとう式のメソッドです。
それらのケアを、自分で、いつでもどこでも出来るのが
セルフケアなんです♪
以上♪
さとう式リンパケアについてでした!
ありがとうございます♪
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