マッサージと心の関係②
前回の記事では、優しいマッサージによって分泌される愛情ホルモンが
身体をゆるめ、安心・リラックス感を促すと書きました。
今回は、その続き。
マッサージと自己受容についてです。
リンパケアで自己受容
愛情ホルモンが分泌されるのは、撫でる・触れるなどの弱い刺激。
リンパケアやセルフケアの痛みを伴わない優しい施術は
身体だけではなく、心も癒せます。
では、
セラピストの施術と、セルフケア
どちらがより良いのか?
この質問は何度かいただきましたが
どちらもそれぞれ良さがあり、
どうするのがより良いか、と言われれば
セルフケアをしつつ、時には施術を受ける、がベストですよね!
山口 創氏の “皮膚という「脳」”
という本にある一文が、まさにその通り!と思いました。
以下引用 ✳︎✳︎✳︎✳︎
自己受容度の低い大学生に、セルフマッサージを一日 5 分続けてもらった。その結果、回を重ねるにつれて自己受容度が次第に高くなっていくことがわかった。一か月後にはふつうの人と同じ程度まで高まった。
自己受容度の低い人は、普段から自分を大切に思う事が少なく、自分自身の要望や境遇を受け入れることができていない。
ところが前述のように、一般にマッサージのような快適な皮膚への刺激は、「1/fゆらぎ」の振動が脳に入ることでオキシトシンの分泌を促し、心地よさや安心感を高め、施術者との関係を信頼にみちた親密なものにする。
セルフマッサージの施術者は自分自身である。そのため、施術者である自分自身との関係が、信頼おける親密な関係になることで、自分自身を信頼して、受け入れる気持ちが養われたのだと思う。
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎引用ここまで
これに私自身の経験を加えると、
セルフケアをしていくと、自分の身体の変化に敏感になっていきます。
腕や足が軽くなった。
筋肉の中で、じゅわ〜っとリンパが流れて
暖かさを感じるようになった。
輪郭や肩の柔らかさが変わった。
呼吸が楽になっていく。
etc……
そういう変化をキャッチできるということは、
自分自身に注目している、自分自身に意識を向けているということ。
そういう細かい気づきで自分との信頼感を深めていけます。
自己受容ができていない時は、自分自身を観察して、心地良さを感じることは無いですね。
自分の内側に心地良さを発見して、それが、自分自身で生み出されている。
そこに気付くということは、自分と仲良くなっていっているということ。
そして、身体が良い方向に変化していくことで、自分自身の魅力に気がついて
自分自身の可能性に意識が向いていきます。
自分を宝物のように扱う
セルフケアを学んだ時、私は「施術が必要なくなる!」と喜びました。
自分が自分のセラピストになって、痛みや不調を消せるのだから、
確かに施術に通う必要はなくなります。
でも、
やっぱり誰かに施術をしてもらうのは気持ちいいんです!
誰かに身を任せ、自分は何もせずに、優しくケアしてもらう。
この時間は、まさに至福の時。
その時間を、自分に与えることを許可するのは、
自分を大切にして、宝物として扱っているということ。
何よりも、自分を大切にする。
そんな時間を、月にほんの数日プレゼントしてあげて、
その時間を喜びだけで受け取っていけば、
「私は大切にされて良い存在です」という自信に繋がります。
女性の自己受容は世界平和に
私が、さとう式リンパケアを選んだ理由のひとつに、
女性の幸せこそが一番大切。
という考えがあったからです。
女性が元気で、身体の内から溢れる健康美を得ることは
女性の笑顔と幸せに繋がります。
その笑顔と幸せは、家族の喜びにも繋がり、
その周りの人々にも繋がり、
笑顔の波紋が多ければ多いほど、消えることなくどんどん広がっていきます。
理想論という人もいるのは分かっています。
でも、物質重視の時代から、
心の幸せ重視の時代へと移り変わっている今、
それは理想論ではなく、現実となってきています。
笑顔と幸せ。
この近道は、心をゆるめること。
心をゆるめる近道は、身体をゆるめること。
これからも、ソルアはボディケアを通して、
心の幸せを広げていくきっかけ作りをしていきます♪
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